播胞のススメ その①

さてメモ書き程度に書いていくので、見づらいかも知れませんが勘弁を。

折角部屋の模様替えもした事だし、日の当たり難い場所へ移動したメタルラックを丸々一台、
幼苗育成用のラックにしたいと計画しております。計画段階で頓挫する可能性も半々位ですがw
棚が4段あるので、3段、せめて2段は使いたいです。
主な用途は胞子を播いたケースを置き、植物育成灯を使っての促進栽培を計画しています。
光は太陽光が一番ですが、日光だとケース内の温度が上昇して蒸してダメになる恐れが。
波長は青が良いとの事ですが、はたして?
前葉体が出てきてある程度成長したら、今度は下からも光を当てると根の成長促進になるとか。
あとは播胞時に液肥を用土に染み込ませるのも有効みたいですね。
まだ自身の成果が出ていないのではっきりと勧める事は出来ませんが、そうなのでしょう。
ケースは密閉出来て、広いモノが好ましい?幅もですが、高さもそこそこある方が良いかと。

でも重要なのは成長の促進より、播胞の環境を整えてやる事です。
一番重要なのは用土の殺菌・消毒。熱湯殺菌&薬品で消毒出来れば尚良し。
熱湯殺菌は殺菌もですが、他の植物体の混入を防ぐ役割もあります。
可能ならフライパンなどで煮沸しても良いかと思います。より確実でしょうし。
あともう一つ大事なのは、新鮮な胞子を手に入れて播く事。
環境を整えても既に胞子が死んでいては元も子もありません。
あとは播胞時に異物が混じらないように播く事でしょうか。
胞子を播いた後に霧吹きで胞子を落ち着かせるのも有効手かと。

植物種子のようにすぐに根が出て成長が分かるようなモノではないので根気が要りますが、
シダ栽培をされている方なら興味のある方が多いのでは?
上記は飽くまでも播胞の一例ですので、コレ実践して失敗した!と言われても
責任は取れませんので悪しからず。
理屈の上では間違ってはいないと思いますので。

イメージ 1

画像は先日播いたディクソニアの胞子の入ったケース。
Dicksonia antarctica & Dicksonia fibrosa。どう違うのか。
まだ涼しい季節なので、たちまち出窓に置いていますが、近々移動予定。
これも一人前の株になるまで10年、20年とかかるのでしょうね。
結婚して子供が一人前になり、落ち着いた頃の趣味になりそうです。
まぁ、まだその前提の傾向すら見られませんがw 誰か~w